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【展示視察】トヨタ博物館「日本自動車殿堂コーナー」の様子をお伝えします。

ニュースリリース欄でも既報の通り、トヨタ博物館(愛知県長久手市)に「日本自動車殿堂コーナー」が2024年3月30日、オープンしました。このたび、この展示を見学する機会を得ましたので、その展示の様子をお伝えいたします。
トヨタ博物館は、トヨタ自動車創立50周年記念事業のひとつとして1989年4月に設立されました。トヨタ車のみの展示を目的とせず、「世界の自動車とクルマ文化の歴史を紹介する博物館」として、常設展示のほか企画展示などの活動を続けている、日本有数の自動車博物館といえます。
この展示の実現に際しては、トヨタ博物館より、トヨタ自動車関係の「殿堂者」と「歴史遺産車」について、当会の概要とともに紹介する常設展示を設置したいとの打診を2023年の暮れにいただいたのがきっかけとなりました。当会としても大変光栄なことであり、会長、議長等の了承を得て、必要な資料や写真などの協力を申し出ました。そして当会で歴史遺産車を紹介する動画を製作するなどの連携作業を経て、公開となったのです。
展示では、トヨタ自動車関係の殿堂者について、その功績を写真とともに紹介するパネルや授与されたトロフィー(一部)が陳列され、来館者が足をとめて見学する様子も見られました。


「日本自動車殿堂コーナー」展示全景


トヨタ博物館と日本自動車殿堂の関わりを紹介したプレートを掲出していただきました


日本自動車殿堂の概要紹介の下には、40台近いさまざまな歴史遺産車を紹介する動画が放映されています


殿堂者、豊田章一郎氏(上)、中村健也氏(下)の紹介展示


殿堂者、豊田英二氏(上)、大野耐一氏(下左)、長谷川龍雄氏(下右)の紹介展示


殿堂者、豊田喜一郎氏(上)と神谷正太郎氏(下左)隈部一雄氏(下右)の紹介展示

 

今回の展示視察では、早朝に東京都心をクルマで出発し午前中にトヨタ博物館に到着、数時間滞在ののちクルマで帰京する日帰りの行程でしたが、高速道路網の整備による走行速度の上昇(制限速度120km/h)に加え、トヨタ博物館のすぐ近くにインターチェンジ(長久手IC)ができたことで、開館当初に比べて飛躍的にアクセスが向上していることも体感できました。渋滞などがなければ片道4時間程度で到着することができます。
また、鉄道利用の場合でも、東京駅から新幹線で名古屋駅まで約1時間30分、名古屋駅は地下鉄等を利用して約35分で最寄りの駅(芸大通駅)に到着し、5分程度の徒歩で現地(トヨタ博物館)に到ります。

これまで、当会の活動を紹介する常設展示はありませんでしたので、日本自動車殿堂の活動をより広くの方々に知っていただくことは、当会にとっても活動の目的のひとつでもあり、大切なことと認識しております。
この機会にぜひトヨタ博物館にお運びいただき、見学をお勧めいたします。

 

■トヨタ博物館ウェブサイト
https://toyota-automobile-museum.jp/

■トヨタ博物館へのアクセス(トヨタ博物館ウェブサイト内)
https://toyota-automobile-museum.jp/visit/access/

 

(まとめ:日本自動車殿堂事務局)

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